詩想(一〇八) 詩と文学。心の足跡。

高畑耕治

2015年10月21日 19:05

私の詩想を、ツイートからひろいあつめました。

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防衛装備庁。
兵器開発調達輸出の拡大を軍需産業の要望に応え図る組織。

違憲の、安保法制。

日本国憲法をねじ曲げるものを、廃止するために、一市民としてできることを、考え伝えしようと思っています。

 ☆

長篇詩「うた。満ちゆく月の、潮騒の。反戦の。」
(1)二の腕お月さま
(2)三日月お月さま
(3)火の海から-「うた。少女の、反戦の」
(4)願いごと。レモンお月さまに-「うた。木の葉の、幻の」
(5)レモン返歌。潮騒の-「おもちつきこもりうた」(6)満ちる月

新しい長編詩は、六つの章からなり、そのうち三つの章には挿入歌を含みます。
全体で六百四十数行、長編組詩「さくら恋うた」の次に長い作品です。現在の私のベストを尽くしました。

 ☆

補足。思っていることです。
創作にベストを尽くすのは当たり前のこと。
作品の良し悪しはその長さとは関係しない。
いまの、この社会にいて、創作しているので、反戦の意思を込めたうたです。

 ☆

文学作品は、政治主張政策実現のための手段ではありませんし、
物理的な力ではない、
暴力の対極にあるものとして、
ヒューマニズム、人間の尊厳を、
今に、未来に、
世界、宇宙、
生死を越えたところにまで、
響かせずにはいられない、
美と愛の創造への、
渇望、意思です。

 ☆

ジャンルを越えて、優れた芸術作品には必ず、人間がいます。


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