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高畑耕治
高畑耕治

2014年11月19日

詩想(四十)詩と文学。心の足跡。

私の詩想を、ツイートからひろいあつめました。

 ☆

詩も文学も芸術も。感じゆれる内面からの感動だから。強制や奪いあいからは、遠い。
もっと高く大きく深く、海のように、空のように、宇宙のように、人間をつつみ、美しさを謙虚に、受けとめさせてくれるもの。

愛すること、愛してしまうこと、愛しあうことと、とても似ていて。

 ☆

厭世的なこころは、ほんとうのもの、うつくしいもの、愛を、求めるこころ、つよいんだ、
とても。
つよすぎて、ゆるせなくなる。
偽善。醜。自分も、社会も、世界も、宇宙も。
わたしも、ずっとそうだけど、たぶんそれが、ひとらしさだから、生きづらくても、そう感じてるひとが、好き。

 ☆

厭世的なこころの言葉を抱きつつ、そのような言葉を書くのは、世を捨てられず捨てず、人のあいだに社会に世界に星に宇宙に、生きようとしているからだから。与えられたわずかな定めのいのち。
親があたえてくれ懸命に守り育ててくれたことだけでも、捨てずに感じて、生き尽くしたいと思います。

 ☆

詩は感動をこそ種にしてひらくちいさな花。ちょっぴりかなしい花。こころの花。愛の花。

 ☆

こころまぶしい感動の種子を授けやどしてくれるのは、愛するひととの、かわいい生きものとの、美しい自然、宇宙との、こころの交わり。
愛おしく悲しくこころふるえる時間。

 ☆

こころがはだかのむきだしの純なひとほど、ひとらしく、うつくしい魂はないけれど。
ずたずたに傷つくから。衣服、鎧をまとうことも、生きて伝えるためには、選んでいく道だ思っています。
純そのものの原民喜も、心のバランスの大切さを願いました。
生きられる可能性のある限られた時を歩きぬきたいと。





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    Posted by 高畑耕治 at 19:00 │