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高畑耕治
高畑耕治

2014年11月02日

詩想(三八) 心の足跡・詩と文学

私の詩想を、ツイートからひろいあつめました。

 ☆

浄土経典の「大無量寿経」(中村元現代語訳)を読んでいます。昔も今も、星のうえどこであっても、永遠を、浄土を、天国を、想わずにいられない、ひと。そのひとりとして。

 ☆

人間は真理を語りうる生き物ではないと感じるから、その押しつけは厭うけれど。ほんとうのことを探し願い、求めずにはいられない姿には、人間の真実があるから、共感し、好き。
文学は人の真実の表現だから、なにより好き。

 ☆

人間にはわからないことを、わからない人間であっても、だからこそ信じることが信仰。その意思願いはそのひと以外にあれこれいう資格なんてない。わたしはそんな境界線をしる人が、宗教をこえて好き。わかりもせず、ばかにする浅はかさは嫌い。

 ☆

宗教の人間観、厭世観にむきあい、ひたりつつ。生まれ、生きている、こころ素直に、感じたい、愛しあいたい。世界、自然は灰色じゃない。美しい。人の行いがたえず灰色に染めようとしても。

 ☆

浄土三部経を読み法華経を読みだし想うこと。偽りない宗教心は信仰のかたち、宗派の垣根をひきはがせば純。穢れ、弱さ、悪、悲しみ、苦しみを己から感じ、善い、ほんとうの、うつくしいものを、求めずにいられない心は、好き。
芸術と心かよう。
思春期に大人の偽善を白眼視する心とおなじ、大切な、純。

 ☆

ジャイナ経典と、原始キリスト教についても、読みかえし、感じ考えたいと思っています。そのような、人間の、年月にくちることのない、想い、言葉を、記すことが願いです。
悲しみ、苦しみ、嘆きにみちる宇宙、世界、社会であっても、できることならば、のぞみねがう、人を愛するありのままの、心こそ。

 ☆

自分も穢れにまみれながらも、厭う偽善から抜けだしたいとあがき続ける私は、たぶん一生思春期、中二病。けど、文学、芸術、愛する心失わない、失えない宿命の心もつ人間、みんなそうだ。愛すること、ほんとうのこと、うつくしいもの、さがし、ふらふら。

 ☆

中二病の。中二、14才、思春期、初恋のせつない心咲いた日、社会の穢れしり白眼視した日、自分の弱さ知りでも願い抱いた日。
その大切な時間を、わたしは一生変わらないと想い感じている成長できない人です。こざかしくはなれても、知識はふやせても、心は14才の純にときめきつづけられたらと。





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    Posted by 高畑耕治 at 10:15 │